金太郎と美子のつぶやき

全国にたくさんのファンを持ち、オリジナル組手の分野では世界的に注目されている木工作家、矢澤金太郎と妻美子が、木工生活、田舎生活のなかでのつぶやきをご披露します。作品紹介サイトは kintarosan.com

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特注品・コーナー食器棚

coner cupboard
部屋の隅に置く、三角形の食器棚ですが、実はコーナー食器棚は初めて制作しました。
三角形の構造は、木の伸縮をどう逃がすか、という点で難しい問題があり、いままで制作を避けてきました。
今回、特注制作の依頼を受け、とことん伸縮の問題を検討した結果、
非常に手間がかかり、技術的にも困難だが、不可能ではないという結論が出て、制作に挑戦しました。

四角い普通の食器棚ですと、板で作る場合、本体の側板と食器棚の中の棚板は木の繊維方向が同じで、伸縮も同じ方向に起きます。従って側板と棚板との間でズレはほとんど発生せず、室内の湿度変化に順応し問題を起こしません。

しかし三角形の食器棚の場合、側板と棚板とは伸縮の方向が45度違っているため、見かけの伸縮率が、側板の方が√2倍棚板より大きくなる、というやっかいな問題が発生します。これを無視して制作すると室内が乾燥する冬場に食器棚の側板が割れる可能性が出てきます。

今回これを解消する良い方法を見つけたため、制作に成功したというわけでした。

三角形の家具はすべて同じ問題を抱えている訳ですが、家具メーカーでは、伸縮の起きない「合板」を使うことでこの問題を回避しています。 無垢の木材で家具を作ることにこだわるため、一見なんでもない制作でも、実は技術的に難しく、面白い問題に取り組むことが出来ます。 
今後も更に難しい注文を歓迎いたします。
  1. 2009/08/21(金) 08:40:42|
  2. 木工
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