金太郎と美子のつぶやき

全国にたくさんのファンを持ち、オリジナル組手の分野では世界的に注目されている木工作家、矢澤金太郎と妻美子が、木工生活、田舎生活のなかでのつぶやきをご披露します。作品紹介サイトは kintarosan.com

迷いの中のスタート

私は今年は年女。
そして還暦。
50代と60代では気持ちが全然違う。
60代は老年の仲間入りで正直言ってショックだ。

昨年は母を亡くした。
父の分まで入れると、二人の介護は9年にも及んだ。
だんだん弱って死が訪れるまでをずっと見てきたので、老人になることの切なさがよくわかる。
そんな時代に私も足を一歩踏み入れたわけだ。
前だけを向いてつっぱしることしかしなかった時代から、
なんだか、いかに人生を終結に向かわせるかということも考えなくてはならない年になるわけだ。
生活面でも仕事面でもやはり身辺整理ということも頭に入れて歩んでいかなくてはならないだろう。
父は年を取っても発展の一途をたどり、突然倒れたので、書類などの山を残して死ぬことになった。
残された私たちはその整理に大変な思いをした。
そんな風に後に残されたものに迷惑を掛けたくない。

そんな思いから今頃になって沢村貞子さんの本を取り寄せて何冊か読んだ。
人生の終結のお手本を得たいと思ったからだ。
でも彼女の本は70代~80代の生き方のヒントにはなっても、ちょっと今からお手本にするには切ない感じだ。

同じ年くらいの人はどんなことを感じながら生きているのだろうと思っていたら
息子の好きな村上春樹が私と同学年であることを知り(彼は来年が還暦)
年末から正月に掛けて4冊読んだ。
毎日走り、フルマラソンも毎年やり、トライアスロンもやる彼はまだまだやる気だ。
身辺整理なんて発想どこにもない(古いLPレコードを集めるのが趣味で7000枚くらい持っているのに、まだまだ集める気でいる)

小田和正は昨年が還暦だった。
新しい曲を作り、コンサートをやり、アルバムがベストセラーになった。
3世代の人々から支持され、「あの年になってもラブソングが似合う」なんて言われたりする。
まだまだ走るのをやめてはいないようだ。

さて私はといえば昨年は気力の低下を感じた。
以前は集中力のいる仕事がたまると、平気で夜中の3時頃から仕事をやったものだけれど
昨年は3回くらいしかできなかった。
しかも3回目には体調を崩した。
だからそんなことはあまりしなくてすむように日頃心がけるようになった。
ああこれが年を取ることなのかと切なかった。
確実に体力、気力は衰えていくようだ。

だから金太郎さんが「量より質の高い生活、仕事を・・・」という感じは「当たり」かなと思う。
じゃぁ具体的にどうするってところが、ほんと問題なんだけれど。

頑張っている同世代の人に元気をもらって、それなりに充実した歩みをして行けたらと思う。
  1. 2008/01/03(木) 10:10:19|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

コメント有り難うございます

>体力低下と付き合いながら納得の行く生き方、終わり方をしたいと願う気持ちと、あとに残されたものに迷惑をかけないように生きること、に折り合いをつけるのは今の私には難しいように思います。

確かに二つのことは相反するもので折り合いを付けることは無理なのかもしれません。
今はまだ納得のいく生き方を優先する時期なのかもしれません。
私の気持ちを読んでみても。
  1. 2008/01/05(土) 13:50:05 |
  2. URL |
  3. 矢澤美子 #Abfu8Kzo
  4. [ 編集]

私も還暦を迎えてちょっと弱気になったことがあります。そんな時、10才上の兄が70代になるとガクッとくるよ。60代はピンピンだけど・・・って言われ、そうか、考えたら、還暦迎えたからって確かにどうという大きな身体の変化はないし、まだまだ青春真っただ中だ!と思えるようになりました。また上高地へ行った時にも、83才の女性がふらふらしながら明神池の方へ歩いていましたが、その方から「いいわね若い人は・・・80過ぎると身体が思うように動かなくてだめよ・・・って言われ、そうか70代までは若いんだ、って思えるようになりました。

年を取ると良いことがいっぱいありますね
本を読んでも、昔分からなかった事が分かるようになる。この年になれば、読んで理解できない事なんて無いような気がして最近嬉しく本を読みます。
60才の作家が書いた事は、やっぱり60才でないと分からないと思うんですよ

食べ物だって、年とって分かる味があると思います。若い頃は何食べても美味しかったけど、あれって味が分からないってことですよ、犬と同じです。

というわけで、人生の円熟期、還暦万歳です!
  1. 2008/01/05(土) 07:01:07 |
  2. URL |
  3. ジミーコツコツ #-
  4. [ 編集]

還暦後

私も2年前、還暦を迎えました。確実に体力の低下を感じていますが還暦なんて今ではほんの通過点にすぎなくなっていることも実感します。でも、明日かもしれないし30年後かもしれない確実に来る日をどう迎えるかは大きな課題ですね。
まだまたやりたいことはたくさん残っていても細かいものは見えなくなるし、指先も思うように動かなくなるし、バランスも崩しがちになるし、ちょっと根をつめるとあちこち痛くなるし体力低下は総合的な障害ですね。60代前半でこの有様だから70代、80代の体力がどういう状況になっているか想像もつかないというかおして知るべしというか。
体力低下と付き合いながら納得の行く生き方、終わり方をしたいと願う気持ちと、あとに残されたものに迷惑をかけないように生きること、に折り合いをつけるのは今の私には難しいように思います。
  1. 2008/01/04(金) 22:20:11 |
  2. URL |
  3. 川合和彦 #-
  4. [ 編集]

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