早朝起きて敷地内の工房に行こうと家を出たとき甘い香りが鼻をかすかに刺激した。
すっかり意識から遠ざかっていた金木犀の香りであることに気づくのにほんの少し時間がかかった。
私は家の裏側に飛んで行った。
金木犀が満開だった。
通りに面したところに目隠しに植えたものだけれど、家の裏側だから普段目にする事がほとんどない。
ほんの親指の太さぐらいだった幹が15cmくらいに成長している。
ごめんよ、いつもほったらかしで。。。
その朝は朝霧が発生し、通りの向こうの孟宗竹の葉は黄みを帯び柿の木は鈴なりでだいだい色だった。
美しいかおりと景色に出会い、心がうるおい、とてもすがすがしい朝のスタートを切った。
- 2019/10/24(木) 17:37:08|
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