私のHPのトップページでお知らせしていますが、ただいま「京都のギャラリーやまと」で展示会をしています。朝日新聞にも写真が載ったとかで宮崎の方にもカタログ請求が入っています。京都はそろそろ紅葉が見頃。「ギャラリーやまと」は老舗で日本民芸協会京都支部の「やまと民芸店」の別館ギャラリーです。四条河原町から駅と反対方向に歩いて5分くらい。蛸薬師という京都らしい名前の細い通りにあります。京都に行かれましたら是非覗いてみて下さい。
- 2007/11/29(木) 10:36:18|
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母屋の一角で、大の大人が5人かかりで何しているかと思ったら、スズメバチを追いかけているとか。
釣り竿の先に蜂蜜をつけた布切れを釣り下げ、蜂に蜜を吸わせるそうです。
蜜をたっぷり吸った蜂は巣に帰って蜜を貯め、又蜜を吸いに戻ってくるのですが、往復する時間から巣までの距離を計算するとのことでした。
巣に帰った蜂と戻ってきた蜂が同じ蜂かよく分かるもんだと感心。
蜜を吸っている花はカタシの花。スズメ蜂はこの時期この木の蜜しか吸わないそうです。で、巣の場所はどうやって探すかというと、スズメ蜂を何匹か捕まえて、蜂の胴に長さ10cm位の白い紙を結びます。蜂が巣に帰るときその白い目印を追うそうです。
スズメバチを捕まえてどうするのかと聞くと、親は焼酎漬け、子は油で炒めて焼酎の肴にするとか・・・・
捕まえ方は、防護服を着て巣を取るそうです。刺されないんですか?と聞くと、4回刺されたことがあるとか・・・・この間刺された奴は死んだな・・・って事もなげに言ってました。そこまでして蜂を捕まえることないんじゃないかと思いますが・・・

- 2007/11/24(土) 11:12:48|
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庭の大きなケヤキの木から枯れ葉がハラハラと落ちてくる。
イチョウは色づき、フランスヒイラギの実は赤くなり始めた。
日も短くなりあっという間に暗くなる晩秋だ。
私は今、年齢的にはこんな時期にいるような気がする。
年齢を重ねて実りを迎えている部分もあるけれど
記憶力の低下、気力の低下・・・いろんなところで衰えを感じる。
8月に母が亡くなった。
父を亡くし、母までなくなると、実家という存在が無くなって、より所を失った感じだ。
思えば一生懸命生きたけれど、ちっぽけでささやかな二人の人生だった。
私の人生もきっとあんな風に終わるのだろう。
人恋しくなる季節だ。
- 2007/11/20(火) 23:16:35|
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昨年までは美術画廊の中と、その前の広場にも会場を拡張しての展示会だったが、今年は画廊の中だけの展示会になったので、面積は半分くらいか・・・狭くなった分、売り上げノルマも減って気が楽である。
また暇な展示会になるかな・・・と思って会場に行ったらびっくり!
画廊の中はいつになくお客で熱気がある。制服を着た外商の担当者や、展示会の仲介人の顔が明るい。
お客が沢山来ている原因は画廊の前の広場で「全国女流職人展」が開催されているためだ。その人の流れが画廊に押し寄せている。
私の展示会が「女流職人展」と同時期に開催になったのは勿論偶然ではない。デパート側に綿密な配慮なのだ。(感謝!)
新しいお客も増えて、展示会の成否は企画次第だとつくづく思った。
- 2007/11/11(日) 08:52:05|
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息子が今年の4月に独立をした。独立といっても、親の工房の一室を仕切って自分の工房としている。やっと最近になってお客から注文が頂けるようになった。
注文主は息子の友達からであったり、親の方のなじみの客のご祝儀的なものであったり、代理店からの好意であったりする。まあ、世間的には親の七光りの一つかも知れないが、うまくいって当たり前、というプレッシャーは相当なものだろう。私が独立した頃は、周囲から失敗するに決まったいる、という目で見られていたので、むしろ気楽なスタートだった。
息子はまだ駆け出しなので、価格も親より大分安いし、現代的なセンスと仕事の丁寧さは一定の評価をいただいているようだ。親としては早く一人前になって、工房内に私の居場所が無いようにしてもらいたいものである。
鹿児島市の「のんきな珈琲店」という元JALの機長が経営するお店がありますが、そこの焙煎室を改造して息子の作品を置いた「オーナーズルーム」が出来上がっている。オーナーが気が向いたらお客に使っていただくというティールームなようだ。その他の部屋には私の作品がありますので、鹿児島に行った折りには、是非一度お立ち寄りいただき、オーナーこだわりのコーヒーと共に私ども親子の競作をご堪能頂きたいと思います。
- 2007/11/08(木) 14:19:42|
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本日より長崎の浜屋デパート美術画廊で展示会です。
私と美子さんは土曜、日曜に立ち会い、特注品、別注品の相談に応じます。
特注品とは、文字通り特別な注文品です。木で作れる物なら何でも相談に応じます。別注品とは定番をたたき台に、寸法を変えるとか、引き出しを増やすとかする別作りの物です。別注品は定番品と一緒に作りますので、特注品より安く作れます。
長崎は、すり鉢状の港町、デパート周辺にカモメやトビが沢山飛んでいて実に雰囲気のいい町で毎年展示会を楽しみにしています。デパートの屋上で一人ボンヤリするのが好きなんです・・・・。あんまりボンヤリばっかしていられるようじゃ困るんですけどね・・・
- 2007/11/07(水) 13:43:38|
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大手デパートから160坪の大ホールで展示会をして欲しい、という依頼があった。
もうそろそろ隠居的に仕事をしたいな、なんて思っている私には160坪はちょっと広すぎる・・・160坪って言うと、22m四方、コンテナ4台分だからね・・前に130坪でやったけど、あれは結構しんどかった・・・
「矢澤金太郎とその弟子達」という一門展も話がでているが、私のコンテナ2台分はいいとしても、弟子達の作品でコンテナ2台分、というのは恐らく集まらないだろう。
デパートの美術(の仲介人)は有望な若手作家の発掘に躍起になっている。一門展の話も新人発掘という意味が込められ、弟子の中で見込みがありそうな者を探して、翌年画廊で個展をさせようと言うわけだ。ハングリーな者にはすごくいい話ではあるのだけど・・・
一門展が無理そうなので、3人くらいの合同展はどうかという話がでた。私と同年代の比較的名が売れている2人に話を持ちかけてみることになった。まあ、来年7月なので、製作が間に合うか疑問だし、私との合同展をしたがるかどうかも分からないところだ。合同展は言ってみれば競作展だから・・・
合同展の話はすごく刺激的で久しぶりにやる気がでてきた。
設計室の図面ケースの一番下に押し込められた「封印された新作図面」を取り出し、製作を再検討することにした。
この封印された新作というのは、夢を追いすぎて実用性が乏しい、つまり売れそうもない作品、というものだが、やる気がでてくると、なんか作ればその内売れそうな気がしてくる。
展示会には、見ていただくだけの作品があってもいいと思うしね・・・
- 2007/11/06(火) 09:02:25|
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もう1年くらい前から、世界中で私の組み手の議論がなされていますが、これはオーストラリアフォーラムです。未だにトリックジョイントの解明を楽しんでいるようです。私は会議に出るよう言われていますが、種明かしが出来ないため、遠慮しています。
http://www.woodworkforums.ubeaut.com.au/showthread.php?t=59870
- 2007/11/05(月) 18:08:32|
- 木工
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